世界のお葬式

【ドイツ】
土葬での葬儀が一般的です。
遺体を運ぶ時、厳かな葬列で、墓地まで移動します。
都市部での葬列に限っては、最近条例で廃止されました。
馬車に乗った棺や、棺持ちによって運ばれる後から、遺族と参列者が歩きます。
参列者の服装は、黒い衣装で、男性は黒いシルクハットを被ったりもします。
先頭で、ブラスバンドが葬送曲を演奏しながら歩いている場合もあります。
お葬式の葬列が続く間中、教会の鐘は打ち鳴らされます。

墓地では、司祭が棺に土を3回かけ、続いて遺族が土をかけていきます。
穴が埋まると、棺の形に土を盛り上げます。
後日、遺族が土を盛った場所に花や樹木等を植えます。

【フランス】
カトリック信仰のもと行います。
船の形をした棺に、こどもには白、大人には黒い布を掛け、その上に、故人のイニシャルが入った盾を載せます。
葬儀会場には、黒いカーテンが貼られます。
式場の飾り付け・遺体の納棺など、お葬式の基本的な作業は、区民の公社が行います。
お葬式も福祉の一環として考えられ、式に関する料金・サービスには厳しい規定があるのです。
葬儀費用は日本に比べると格段に安くすみます。
ですからフランスでは、超有名人でも、名もない庶民も、葬儀は平等に執り行われます。

【イギリス】
死はプライベートなものと考え、各自で悲しみを噛みしめます。
式は少人数で簡素に行われ、悲しみの気持ちは、それぞれ花束を贈る事で表現します。
遺灰は墓のまわりや自宅の庭などに撒き、花や木が植えられます。