世界の葬儀

【アイスランド】
長寿国アイスランドのお葬式は、泣き悲しむ雰囲気のない、いさぎよいものです。
身内や友人が訃報を、追悼記事にして新聞に載せます。
お葬式の情報、家族構成、生い立ち、友人や知人からのメッセージ等。
一コマでは収まりきらず、追悼記事は1ページにもわたります。
毎日5~8件もの追悼記事が掲載され、お年寄りは、この記事に必ず目を通す事が習慣となっています。
人口28万人余りのアイスランド国民にとって、お葬式が知り合いのものだという可能性がものすごく高いのです。
町の教会の鐘が鳴れば、自分の良く知る人が亡くなったと考えられる程です。

【ハワイ】
ハワイでのお葬式は、生きていた事を記念するという意味を持ちます。
唄い、フラダンスを踊って、スライドビデオを上映します。
服装はカラフルで、アクセサリーもたくさん付けます。
遺族がお揃いのファッションでお葬式に出るのが最近の流行りのようです。
遺体には、色とりどりのレイがかけられ、棺もたくさんのレイで飾ります。

【アメリカ】
自分のお葬式は、生きているうちに自分で契約して準備します。
自分が着る事になる衣装や、会場へ飾る花等といった細かい事まで決めておきます。
アメリカのお葬式は、教会で執り行われ、教会墓地へ埋葬するのがほとんどでしたが、現在は葬儀業者が経営する公園墓地の中に建てられた会場で行う事がほとんどです。
教会でのお葬式は、わずか5%程だそうです。
合理的システムの根底は、最後のお別れを前向きに捉えようとする気持ちによるものです。